AGAになるとどうなるのか 男性型脱毛症の症状とは
AGA(男性型脱毛症)と聞くと「若ハゲ」のことだとはわかるものの、どういう症状なのかはあまり知られていません。
今回はAGA(男性型脱毛症)が発症するとどういう症状が出るのかを解説したいと思います。
AGA(男性型脱毛症)の見た目
AGA(男性型脱毛症)が進行してしまった人の見た目はとても分かりやすいです。しかし、AGA(男性型脱毛症)になってしまったかどうかを判断することは難しいでしょう。
見た目が分かりやすいのに自分では気が付きにくいとはどういうことなのか?
AGAになっても自覚症状はない?
AGA(男性型脱毛症)の概要についてで解説したように、AGAによってヘアサイクルは乱れて髪の毛は太く長く成長することができなくなってしまっています。
AGAが若ハゲと称されれる理由として、思春期以降の成人男性20代~30代で発症すると言われているからです。当サイトではAGAを「遅効性の毒のようだ」と表現していますが、20代~30代で発症し、発症当時は自覚症状がないに等しいと言えるでしょう。
なぜなら、AGAを発症していなくとも1日に50本~100本は自然脱毛するからです。日々髪の毛は抜けていくので、AGA(男性型脱毛症)になったとしても、ある日突然抜け毛の量が数百になってしまうというわけではありません。徐々に抜け毛の量が増えていき、次第に髪の毛が細く短い毛しか成長できなくなってしまい、「そういえば最近頭皮が見えるようになったな」という自覚症状が出てくるのです。
そのため、髪の毛が細くなってしまったことによって頭皮が透けて見えてしまうような状態の時には、「毛包のミニチュア化」は進んでおり、かなりAGAは進行していると見たほうが良いでしょう。
AGA発症後の見た目の変化
AGA(男性型脱毛症)になってもすぐに見た目の変化はありませんが、進行していくにつれてその特徴が分かります。
AGAの脱毛にはいくつかパターンがあり、その進行度合いを表すことができるのが「ハミルトン・ノーウッド分類」です。
分類としてはⅠ~Ⅶ型までされておりますが、大体はM字型かO字型に脱毛していく、またはその二つが同時で進行していくのが一般的です。
- M字型:額の生え際、特に丁度眉尻の上あたりの生え際が、アルファベットのMの字のように頭頂部に後退してしまうパターン
- О字型:頭頂部が円を大きくするように頭皮が透けて見えてくるパターン
- 混合型:M字型とО字型がほぼ同時進行で、進行が進むと額の生え際の後退と頭頂部の露出が合体していくパターン